荷物

■ 荷物

今月の末で旅を開始して早半年が経つ。
夫婦の現在の持物は大きなスーツケース1つと飛行機にチェックインが
可能な小さめのスーツケース1つとバックパック2つであるが、
当初上記に追加で大きなバックパックがあった。

大きなバックパックは友人宅に洋服や香水等と共に置いてきたし、
友人以外にも家の掃除に来ていた女性にも不要な洋服をあげた。

徐々に荷物が減ってきている。

だがもっと減らしたいし、減らせるのではないかと思っている。
次の移動までになんとか大きなスーツケース分を断捨離したい。
いきなりそんなに大量の荷物を減らすのは無理かもしれないが、
先日ある事がきっかけで移動の際に1人1つのスーツケースを
ガラガラと行動するのが危険と感じたので話しておきたい。

実は大きな都市から次の目的地へ向かうのに、バスを1回乗り換えすれば
スムーズに事が進んでいくはずであったのだが、私達は少し先回りをしようと
ルートを変更してその途中駅にあるバス停でバスを待っていたのだが、
これがそもそもの過ちであった。

バス停で暫く乗り換えのバスを待つも、次から次へやってくる
目的地行きのバスがどれも一杯で暫く乗せてくれるバスはなく、
そうしている内に現地の男性がバス停にやって来て、話かけられて
他の女性達とも話していると、その男性も同じ方角に行くと言う。
20分位経って目的地方面だが、私達は途中で乗り換えが必要になる
バスにその男性と一緒に乗り込むと、彼は通路を挟んで隣の席に座った。

バスに乗り込んでから、バス係員に目的地が■■だから、
乗り換えのバス停まで来たら教えてとお願いしてあった。
一緒に乗り込んだ男性と途中色々話していたのだが、
どうも話がおかしくなってきたのだ。

バスの運転手が私達に向かって『乗り換えの場所はここだぞ』と
親切に教えてくれたのだが、一緒に乗り込んだ男性が、比較的大声で
どうも 『いや、彼等は俺の家に来るんだ』と言ったようで、
私達はあっけなく下りるタイミングを逃してしまい、
彼に言われるがままバスに乗り続けて下りるはずであったバス停から
約1キロ程先でその男性と共に下車したのだ。

バスから下車してスーツケースをガラガラして反対車線に行くと、
男性が『大きな岩で敷き詰めてていて、コンクリートは一切使ってないんだ』と
見せられたのは泉であった。自慢げに『俺が作ったんだ。』とそして、
強制的に私達に写真を撮らせた。
続けて男性が、『この丘の上が俺の家だからおいで。』と誘われたのだが、
さっき道端で会ったばかりのこの男性宅にあがるのは恐怖を覚えた。
『スーツケースも重いし、今回はと…』丁重に何度も断ったのだが怖かった。

その後男性宅の敷地前でバスを待つもなかなか目当てのバスが止まらず、
結局男性が携帯で友達のタクシーを呼んでくれて、目的のバス停まで無事
送り届けてくれ事なきを得たのだが、自分達のスペイン語の理解不足と
危機管理能力のなさと、更に空腹で色々な事にイライラがマックスであった。

自分一人だったらと考えるとかなり怖いし、今回主人と一緒であっても
バス停で会ったこの執拗な男性に私達は『されるがまま』の状態であった。
もしその男性宅に2人で入っていたら、一体何をされていたかどうか。
命の危険があったかもしれないし、身ぐるみ剝がされていたかも知れない?

何より今回の教訓は、『急がば回れ』であった。
多少時間がかかろうが、大きな都市のバスターミナルで直接目的地まで
行くバスに乗り込まなければならなかったのだが、自分達を過信してしまった。
スーツケースを持って無防備に行動する事はかなり危険だと言う事を
肝に銘じておきたい。現地の人から見れば私達は目立つ外国人で、
尚且つ大切な物が沢山入っていると想像させてしまい良い標的になるのだ。

今回は幸運にも何もなかったのだが、荷物を減らして更に気を引き締めて
自分達の身を守らねばならないと思ったのであった。
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プロフィール

さくらさくら1

Author:さくらさくら1
30代、既婚、子なし夫婦です。
いつか大自然の中で動物と共に、のんびり自給自足生活が送れたら良いなと日々思いを馳せながら節約生活に励んでおります。
どうぞ宜しくお願いします!

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